メニエールさんの耳鼻科的めまいの考察

メニエルさんメニエールさんはじめとした内耳性めまい持ちさんのための応援サイト(メニエール病---めまい・耳鳴り・難聴)

めまいはどうして起きるか?

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身体が平衡を保つには

 

1)内耳にある半規管と前庭(抹消前庭系)
2)眼
3)深部感覚器(骨膜、筋肉、関節などにあり、手足がどのような位置にあるのかや、指などがどの方向に動いたかを判断したり、地面のゆれなどを感じたりするところ。)

 

1)~3)からの情報は大脳・脳幹・小脳・脊髄に送られます。
脳で処理された適切な情報が眼や手足に送られ、目の動きや手足の動きをコントロールして体のバランスを保つようにしています。

 

これらの器官(内耳、眼、深部感覚器)の内どこかに異常がおこれば、脳が混乱してめまいを生じます。
また、内耳・眼・深部感覚器からの情報をうまく調整できなかったり、脳自体に病変があるとめまいを感じる事もありますし、情報に異常がなくても脳が間違った指令を出し、めまいにつながる事もあります。

 

内耳に何らかの異常があった時に

内耳機能が左右アンバランスになってめまいとなってしまいますが、

脳の代償作用が働けばめまいは治まっていきます。

めまいの時に病院へ行けば点滴等の処置をされる事はありますが、

基本的にはこの脳の代償作用でめまいは治まっていきます。

内耳機能が低下したまま戻らなくて左右アンバランスのままであっても

脳の代償作用が働けばめまいを感じる事なく

日常生活はほぼ支障なくすごせるようになります。

内耳の機能が落ちれば他の眼とか深部感覚器の働きが重要ですから、

たとえば真っ暗な場所ではじっと立っていられないなどの

平衡失調の状態は内耳機能の低下の程度に応じて多少はでてくるかもしれません。

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では、代償作用が働くにはどうしたらいいかというと、

ただ歩くというだけでもいいので運動するといいようです。

病院によっては平衡機能訓練を指導してくれるところもあるようです。

 

また、うつや不安神経症の傾向がある場合にも代償が働きにくくなるので、

めまいの原因はどれかひとつなのではなく、

総合的にみていく必要があるでしょう。

内耳に異常がある場合でも心理療法などが効果的な場合も多いようです。

 

脳がしっかり働くように睡眠をしっかりとったり、適度にストレスを解消する事は大切です。歩く程度の運動は、体が疲れてよい睡眠がとれそうですし、ストレスも解消できて一石二鳥です。

 

以上、本、Webサイトなどを参考にしましたが、めまいについてはまだわからない事も多く、原因はひとつではなく複雑に関係している事も多い事や、大脳との関係などが注目されているようです。

 

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コラム

私たちのように、耳が悪い場合、

平衡機能のテストでやるように、

足をとじたり、足を一直線に置いたり、片足で立ったりする時、

目を開けていれば、ある程度立っていられても、

目を閉じるとふらついてしまうのは、「目」が体のバランスをとるのに重要な役割をはたしているからです。

目を閉じなくても、薄暗いところで立ったり、新聞を目の前に大きく広げて立ったりすると、目からの情報が少なくなってバランスが悪くなります。
「目」はそのように働きを思うように調節してやる事ができますが、

筋肉を急に増やしたり、減らしたりはできません。

なので、バランスをとる上での筋肉などの深部感覚器の働きを実感するのはむつかしいのかもしれません。

それでも、目を閉じて立つ時、足に力を入れたりすると、

少しはふらつくまでの時間が長引くように思います。

おもしろい事に、ダンベルを縦にして両手で体の横にぶらさげるようにして持つと、

体の左右でバランス良く力が下に向かって働くからか、

ふらつくまでの時間が長くなりました。
耳鼻科でのテストでも、ふらつくまでの時間は年令など個人差があって、

基準の値はないそうです。
なので、筋肉を若く保つ事はけっこう大事かもしれません。

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GAここまで

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